肩こり

肩こりとは？

肩こりとは首から肩にかけての筋肉が姿勢を保つために緊張し、血行が悪くなって、重く感じる事です。 肩こりを引き起こす主な要因としては、筋肉疲労と血行不良による拘縮、末梢神経の傷などが挙げられます。 それらの要因が互いに関連し合いながら肩こりを引き起こすと言われています。

肩こりの本当の原因

肩こりの原因の一つに僧帽筋の上部繊維に過緊張があります。
なぜ過緊張になったのか？というと、頭の位置が関係します。
頭の位置が骨盤や肩甲骨より前に出ると頭の位置をキープするために筋肉が緊張します（等尺性収縮）
そうすると継続的に筋肉に負担がかかり、疲労物質が溜まったり筋肉疲労を起こしたりし、肩こりを感じる事になります。これらは【同じ姿勢が原因】による肩こりと言われています。
その他に『眼精疲労』・『運動不足』・『ストレス』が主な原因ですが、血圧の影響で肩こりを感じる方もいます。

肩こりによる悪影響

肩こりが長く続くと、交感神経と副交感神経のバランスが崩れ、自律神経失調症を引き起こす方もいます。結果的にめまい、イライラや動悸など日常生活に悪影響を与える場合があります。
酷い場合は頭痛を伴う場合もあり、これは肩こりにより血流がさらに悪くなり、脳に酸素や栄養が十分に行き渡らなくなるためです。
慢性的な頭痛が続くと気分が落ち込んだり（鬱状態）、不眠になる場合もありますので、早いうちに改善する事をお勧めします。

肩こりを治すにはどうすれば良いのか？

改善するには対処療法と根本療法があります。
対処療法とは、温めたりマッサージをしたり薬を飲んだりする事と言われています。
根本療法とは原因を追究し、その原因を改善する事です。

肩こりの原因は

1. 頭の位置
2. 筋肉疲労
3. 運動不足（肩回りを動かしていない事）

の３つになるので

具体的には

1. 頭の位置を修正（姿勢改善）
2. 僧帽筋上部繊維の血流改善
3. 肩甲骨を動かす

が根本的に改善する方法です。

姿勢美メディカルフィットネスでは、①②③の根本改善の為に、選手が使用するストレッチマシンで気持ちよく身体を整え、モデルが実践しているピラティスによる運動療法をお伝えしています。

肩こり頭痛の場合、血圧の内科的な原因の場合もありますし、頭痛の場合は脳神経外科の受診が必要な場合もあります。

その場合は適切な治療が必要となりまので、内科・脳神経外科のご紹介もします。